朝晩は、まだ気温も低い時もありますが、昼間は本当に暖かくなってきましたね！


そして、いよいよゴールデンウィークが２６日からスタートしました！


今年は、連休が取りずらい飛び石になっていますが連休が取れる方はなんと！
１１連休にもなるそうですね！


羨ましい！！！





さて、タイトルにもあるように、端島に何の制度があったのでしょう！



そうなんです！炭鉱あるあるで、納屋制度というものがあったのです！


ご存じの方もいらっしゃると思いますが、「納屋制度」とは一体どんな制度だったのでしょうか？


「納屋制度」とは、納屋頭が自ら募集した鉱夫を納屋に住まわせ、
日常生活や坑内の繰り込みなどを指揮監督を行う納屋頭を媒介とした間接的雇用・労務管理の制度の事をいうのである。




この制度は三菱社が、端島を１８９０年（明治２３年）に買収する以前より行われており、


特に隣島の高島炭鉱の納屋における炭鉱労務者の


賃金資料が残されており『炭鉱誌・長崎県石炭史年表』によれば


炭鉱労務者の賃金から、手数料6％とその他に生活必需品や賄いからも40％近くを徴収していたそうです。


それによって、「高島炭鉱の惨状」として１８８８年（明治２１年）発刊の雑誌「日本人」に掲載され、


労働問題が一大社会問題となり明治政府は１８９０年（明治２３年）に「鉱業条例」を制定し労働者保護を目指すが


その後も依然として納屋制度が伸長していた。


よって、端島炭鉱もその様な労働環境と社会問題を抱えながら事業（買収）に着手したそうです。

（この資料は、中村　亨一先生の著書、端島から軍艦島より抜粋）






その後、端島炭鉱がどうなって行ったか？　は、


次回のブログ迄お楽しみに～



最後までお付き合い頂きありがとうございました。


ナビゲーター木下でした！