皆さんこんにちは、いよいよ本格的な梅雨に入ってしまいました。

私は、この時期が一番嫌いです！！

しかし、私の嫌いな時期に入ったとは言え

九州ではいきなり梅雨末期みたいな大雨に見舞われております！

皆様の所は如何でしょうか？

ナビゲーター木下です。


前回は、江戸時代から続いていた端島炭鉱の

納屋制度についてお話しさせて頂きましたが

その後、三菱がこの納屋制度にどの様に対処して行ったかを

ざっくりではありますが、お話したいと思います！


まず、制度の不安を抱えながらも


１８９３年（明治２３年）に第二竪坑の開鑿（かいさく）に着手！

翌年には第二竪坑の東側の第三竪坑の開鑿に着手するなど

本格的に採炭が行われていたが、

一方では、坑内の労働環境の不備や危険を伴う作業に対して

全炭鉱労働者たちが挙って、同盟休工を訴えた

言わば、端島炭鉱初のストライキ？だったのかもしれない


そして、三菱は１８９７年（明治３０年）に同盟罷工を

扇動した２０名を高島炭鉱に移動させ事なきを得たかに思えたが、

また高島でも同盟罷工（ストライキ）が行われ

今度は納屋や納屋頭に対して、

待遇と生活品等課金への不満を暴露して納屋制度の廃止を訴えた！

そこで、当時の炭鉱長大木良直は対策を具体的に検討するに至り

本社へ連絡、その結果納屋制度廃止の命令が社長名で出され

大木良直は、すぐに炭鉱労働者取り扱いに係る１０項目の改革要点を発表し、

納屋頭に清算金を渡すことを決定した

この改革によって、端島・高島の炭鉱労働者への雇用制度が

間接雇用から直接雇用へと変換されたのである！

また、この改革が端島炭坑の居住環境整備を伴った都市化への大改革の始まりだったそうです！



最後までお付き合い頂き有難う御座いました

ナビゲーター木下でした！