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2021/10/06「阿茶さん」 と長崎人に親しみを込めて呼ばれた中国人

こんにちは

軍艦島デジタルミュージアムのトシ(政次)です。

今回は長崎と中国との歴史をお話ししたいと思います。

長崎人は、中国人を「阿茶さん」と親しみを込めて呼んでいました。

そして、中国人が長崎の歴史に及ぼした影響はあまりにも大きく、濃いものでした。

ヨーロッパの文化は宗教の上でまた、一部の造形美術の上で影響はしているものの
異質のものとして捉えてるところが多いのに対して

中国文化は長崎人の生活の中に溶け込み長崎を知れば知るほど
日常の中に血肉となっている部分が多いことに気づかされます。

17世紀の前半には1万人もの中国人が住んでおり、
長崎の6人に1人が中国人であったことも
中国人との繋がりの深さを物語るものであると思われます。  

最近では、中国と日本の関係は尖閣諸島の問題、台湾問題、南シナ海と周辺諸国の領有権と問題、

色々と問題を抱えていますが

長崎と中国は地理的にも近く、歴史的に深い関係を築いてきました。

遠くは遣隋使や遣唐使の時代に遡りますが、長崎が一番中国の影響を受けたのは

江戸時代中期鎖国時代に中国からの貿易品の倉庫を立てるために、海を埋め立て作った新地(現在の新地中華街)

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(長崎歴史資料館)より


今では、日本の三大中華街として有名になっています。

横浜中華街、南京町中華街に比べると規模こそ小さいですが、明治時代からつくられた町二つに比べると

歴史は格段に古い中華街です。



トシ
長崎古写真資料館




1635年(寛永12年)から中国貿易は長崎一港に制限されており、来航した唐人たちは長崎市中にバラバラに住んでおりましたが、
貿易の制限に伴い密貿易の増加が問題となっていました。

幕府はこの密貿易への対策として、1688年(元禄元年)十善寺郷幕府御薬園の土地で唐人屋敷の建設に着手し、翌1689年(元禄2年)に完成しました。
広さは約9,400坪、現在の館内町のほぼ全域に及びます。周囲を練塀で囲み、その外側に水堀あるいは空堀を作り、
竹柵をつくり日本人街とは距離多く作りになっておりました。



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日本の制度文明は中国に学ぶことが多い。長崎では中国貿易が元で、箇所銀や、かまど銀の制度ができました。

おくんちの行事の龍踊りや、中国盆、円卓で行うしっぽく料理などが根付いて行きました。

箇所銀とは、家屋の面積に応じて7月と12月に長崎町民にお金が配られる制度です。

この制度は明治維新の前年まで行われました。



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1688年に長崎の街にばらばらに住んでいた中国人をこの場所に集めました。
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現在の館内町
                                       

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港公園に入るところ

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新地中華街
毎年段々と規模が大きくなっていく中国の旧正月を祝う「ランタン・フェスティバル」
今では長崎一番のビッグイベントです。



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明治時代鎖国が解除されると唐人屋敷と新地蔵所が廃止されると、長崎在住の中国人たちが集まり中国人街が形成され
現在の新地中華街となった。

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新地中華街

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長崎華僑総会本部
今でも華僑の人たちと長崎の人たちの交流は続いています。

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唐人屋敷入り口

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唐人屋敷の広さは。9300坪で
出島の3900坪をはるかにしのいでいます。

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土神堂

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土神堂の中庭
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余談ですが、
上海の西洋商館で働いた経験を持つ華僑の人たちは、日本人には筆談で、
西洋人には英語で通訳ができる人もいたそうです。






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孔子廟入り口付近

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孔子廟
明治23年清国政府と在日華僑の人たちの共同で建てられました。




   
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孔子廟(こうしびょう)は、中国、春秋時代の思想家、儒教の創始者である孔子を祀っている霊廟(霊を祀る建物)。

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孔子廟で毎年行われるようになった変面ショー(一瞬にして顔が変わる伝統的な大道芸)

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明治27年には日清戦争が起こります。民間と国家とはいつの時代も隔たりがあるものなんですね。

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孫文と梅屋庄吉、庄吉の妻梅屋トク像
常盤ターミナルに行く途中にあります。

中国革命の父と呼ばれる孫文と長崎も深い関係があります。
梅屋庄吉は長崎生まれの実業家で、孫文とは同年代(2歳年下)。
香港で手がけた写真業が成功。 帰国後は映画業を手がけ、
一般的には映画会社の日活の創業者の一人として知られています。
香港で孫文と知り合って意気投合し、
以後、孫文に多大な資金援助をし中国の独立運動に寄与した。


長崎の中国の関係はこのように歴史が深く
そして今も民官レベルで友好はつづいています

中国と長崎は切っても切れない縁で結ばれています。


それではそろそろ
次のブログでお会いしましょう。

軍艦島デジタルミュージアム トシでしたー!

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