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2022/01/19
長崎の太古の地層を探検しました。
長崎の太古の地層を探検しました。
長崎の太古の地層を探検しました。
長崎の太古の地層を探検しました。
こんにちは軍艦島デジタルミュージアムのトシです。
みなさんお元気でお過ごしでしょうか。
今回は長崎の奥座敷と呼ばれた、茂木地区を紹介します。
1580年に大村純忠は長崎6町とこの茂木をイエズス会に寄与した地区で
歴史的にも非常に重要かつ有名な場所です。
しかし今回はまた別の角度から長崎の魅力を探ってみます。
太古の地層としての茂木の特異性を紹介したいと思います。
古代植物群化石層のお話をします。
場所は今でも天草とをフェリーで結ぶ交通の要所となっている
茂木フェリー乗り場辺り
茂木のフェリー乗り場の裏手
道路を隔てた住宅地に茂木植物化石層を見ることができます。
茂木植物化石層は県の天然記念物に指定されている。
茂木フェリー乗り場の裏通りにある露頭下部の厚さ1.5m程の泥岩層に、ブナ・イヌザクラ・フウ・ケヤキなどの化石が埋もれている。植物化石の大部分が新生代第三紀鮮新世の終りごろの1千万年前のものだそうだ。また、この化石層は新生代の植物化石が初めて本格的に調査された地層で学術的にも貴重のものとされております。
しかし知らないと見過ごしてしまうかも。
1879年にスウェーデンの探検隊が標本を採取して持ち帰っており、その標本は、スウェーデンの自然史博物館に保存されているそうだ。

泥岩の中に閉じ込められた古代の植物化石が発見されました。
古代の植物化石層には、太古の大気中の酸素濃度や二酸化炭素濃度、さらに太古地中のバクテリアの状態を知ることができ現在起こっている環境問題に役立つ重要な情報がたくさん詰まっています。
写真を撮っている時に、この化石層の上で普通に暮らしている人が見えました。
この他にも茂木地区には
赤碕鼻海岸には非常に全く違った時代、全く違った地質の
珍しい地層の不整合が見られます。
赤碕鼻岸壁には新生代第三紀鮮新世(520万年前)の長崎火山岩類で出来ているが、崖下の海面付近の磯は、ジュラ紀(およそ2億800万年前から1億4600万年前)の長崎変成岩類と白亜紀)8100万年前のの三瀬層と呼ばれる堆積岩と接しており、大きく年代の違う3つの地質が1点で接するという驚くべき地層です。ちなみに三瀬層は昔の川の底らしいのですが2014年大型恐竜ティラノサウルスの歯が発見され話題になりました。野母崎に恐竜博物館までできています。
この地層の話は別の機会に詳しく話したいと思います。
野母崎恐竜博物館より
野母崎恐竜博物館より
野母崎恐竜博物館より
それではそろそろ
次のブログでお会いしましょう
軍艦島デジタルミュージアムトシでした。
こんにちは軍艦島デジタルミュージアムのトシです。
みなさんお元気でお過ごしでしょうか。
今回は長崎の奥座敷と呼ばれた、茂木地区を紹介します。
1580年に大村純忠は長崎6町とこの茂木をイエズス会に寄与した地区で
歴史的にも非常に重要かつ有名な場所です。
しかし今回はまた別の角度から長崎の魅力を探ってみます。
太古の地層としての茂木の特異性を紹介したいと思います。
古代植物群化石層のお話をします。
場所は今でも天草とをフェリーで結ぶ交通の要所となっている
茂木フェリー乗り場辺り
茂木のフェリー乗り場の裏手
道路を隔てた住宅地に茂木植物化石層を見ることができます。
茂木植物化石層は県の天然記念物に指定されている。
茂木フェリー乗り場の裏通りにある露頭下部の厚さ1.5m程の泥岩層に、ブナ・イヌザクラ・フウ・ケヤキなどの化石が埋もれている。植物化石の大部分が新生代第三紀鮮新世の終りごろの1千万年前のものだそうだ。また、この化石層は新生代の植物化石が初めて本格的に調査された地層で学術的にも貴重のものとされております。
しかし知らないと見過ごしてしまうかも。
1879年にスウェーデンの探検隊が標本を採取して持ち帰っており、その標本は、スウェーデンの自然史博物館に保存されているそうだ。

泥岩の中に閉じ込められた古代の植物化石が発見されました。
古代の植物化石層には、太古の大気中の酸素濃度や二酸化炭素濃度、さらに太古地中のバクテリアの状態を知ることができ現在起こっている環境問題に役立つ重要な情報がたくさん詰まっています。
写真を撮っている時に、この化石層の上で普通に暮らしている人が見えました。
この他にも茂木地区には
赤碕鼻海岸には非常に全く違った時代、全く違った地質の
珍しい地層の不整合が見られます。
赤碕鼻岸壁には新生代第三紀鮮新世(520万年前)の長崎火山岩類で出来ているが、崖下の海面付近の磯は、ジュラ紀(およそ2億800万年前から1億4600万年前)の長崎変成岩類と白亜紀)8100万年前のの三瀬層と呼ばれる堆積岩と接しており、大きく年代の違う3つの地質が1点で接するという驚くべき地層です。ちなみに三瀬層は昔の川の底らしいのですが2014年大型恐竜ティラノサウルスの歯が発見され話題になりました。野母崎に恐竜博物館までできています。
この地層の話は別の機会に詳しく話したいと思います。
野母崎恐竜博物館より
野母崎恐竜博物館より
野母崎恐竜博物館より
それではそろそろ
次のブログでお会いしましょう
軍艦島デジタルミュージアムトシでした。
こんにちは軍艦島デジタルミュージアムのトシです。
みなさんお元気でお過ごしでしょうか。
今回は長崎の奥座敷と呼ばれた、茂木地区を紹介します。
1580年に大村純忠は長崎6町とこの茂木をイエズス会に寄与した地区で
歴史的にも非常に重要かつ有名な場所です。
しかし今回はまた別の角度から長崎の魅力を探ってみます。
太古の地層としての茂木の特異性を紹介したいと思います。
古代植物群化石層のお話をします。
場所は今でも天草とをフェリーで結ぶ交通の要所となっている
茂木フェリー乗り場辺り
茂木のフェリー乗り場の裏手
道路を隔てた住宅地に茂木植物化石層を見ることができます。
茂木植物化石層は県の天然記念物に指定されている。
茂木フェリー乗り場の裏通りにある露頭下部の厚さ1.5m程の泥岩層に、ブナ・イヌザクラ・フウ・ケヤキなどの化石が埋もれている。植物化石の大部分が新生代第三紀鮮新世の終りごろの1千万年前のものだそうだ。また、この化石層は新生代の植物化石が初めて本格的に調査された地層で学術的にも貴重のものとされております。
しかし知らないと見過ごしてしまうかも。
1879年にスウェーデンの探検隊が標本を採取して持ち帰っており、その標本は、スウェーデンの自然史博物館に保存されているそうだ。

泥岩の中に閉じ込められた古代の植物化石が発見されました。
古代の植物化石層には、太古の大気中の酸素濃度や二酸化炭素濃度、さらに太古地中のバクテリアの状態を知ることができ現在起こっている環境問題に役立つ重要な情報がたくさん詰まっています。
写真を撮っている時に、この化石層の上で普通に暮らしている人が見えました。
この他にも茂木地区には
赤碕鼻海岸には非常に全く違った時代、全く違った地質の
珍しい地層の不整合が見られます。
赤碕鼻岸壁には新生代第三紀鮮新世(520万年前)の長崎火山岩類で出来ているが、崖下の海面付近の磯は、ジュラ紀(およそ2億800万年前から1億4600万年前)の長崎変成岩類と白亜紀)8100万年前のの三瀬層と呼ばれる堆積岩と接しており、大きく年代の違う3つの地質が1点で接するという驚くべき地層です。ちなみに三瀬層は昔の川の底らしいのですが2014年大型恐竜ティラノサウルスの歯が発見され話題になりました。野母崎に恐竜博物館までできています。
この地層の話は別の機会に詳しく話したいと思います。
野母崎恐竜博物館より
野母崎恐竜博物館より
野母崎恐竜博物館より
それではそろそろ
次のブログでお会いしましょう
軍艦島デジタルミュージアムトシでした。
こんにちは軍艦島デジタルミュージアムのトシです。
みなさんお元気でお過ごしでしょうか。
今回は長崎の奥座敷と呼ばれた、茂木地区を紹介します。
1580年に大村純忠は長崎6町とこの茂木をイエズス会に寄与した地区で
歴史的にも非常に重要かつ有名な場所です。
しかし今回はまた別の角度から長崎の魅力を探ってみます。
太古の地層としての茂木の特異性を紹介したいと思います。
古代植物群化石層のお話をします。
場所は今でも天草とをフェリーで結ぶ交通の要所となっている
茂木フェリー乗り場辺り
茂木のフェリー乗り場の裏手
道路を隔てた住宅地に茂木植物化石層を見ることができます。
茂木植物化石層は県の天然記念物に指定されている。
茂木フェリー乗り場の裏通りにある露頭下部の厚さ1.5m程の泥岩層に、ブナ・イヌザクラ・フウ・ケヤキなどの化石が埋もれている。植物化石の大部分が新生代第三紀鮮新世の終りごろの1千万年前のものだそうだ。また、この化石層は新生代の植物化石が初めて本格的に調査された地層で学術的にも貴重のものとされております。
しかし知らないと見過ごしてしまうかも。
1879年にスウェーデンの探検隊が標本を採取して持ち帰っており、その標本は、スウェーデンの自然史博物館に保存されているそうだ。

泥岩の中に閉じ込められた古代の植物化石が発見されました。
古代の植物化石層には、太古の大気中の酸素濃度や二酸化炭素濃度、さらに太古地中のバクテリアの状態を知ることができ現在起こっている環境問題に役立つ重要な情報がたくさん詰まっています。
写真を撮っている時に、この化石層の上で普通に暮らしている人が見えました。
この他にも茂木地区には
赤碕鼻海岸には非常に全く違った時代、全く違った地質の
珍しい地層の不整合が見られます。
赤碕鼻岸壁には新生代第三紀鮮新世(520万年前)の長崎火山岩類で出来ているが、崖下の海面付近の磯は、ジュラ紀(およそ2億800万年前から1億4600万年前)の長崎変成岩類と白亜紀)8100万年前のの三瀬層と呼ばれる堆積岩と接しており、大きく年代の違う3つの地質が1点で接するという驚くべき地層です。ちなみに三瀬層は昔の川の底らしいのですが2014年大型恐竜ティラノサウルスの歯が発見され話題になりました。野母崎に恐竜博物館までできています。
この地層の話は別の機会に詳しく話したいと思います。
野母崎恐竜博物館より
野母崎恐竜博物館より
野母崎恐竜博物館より
それではそろそろ
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